QBSH2021立ち読み
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2× ソーシャルアクションについての説明である.小地域開発とは,コミュニティで地域資源を活用し,住民参加を重視して行う,地域の課題解決を目的とするモデルである.正 解 3 【正答率】79.9%【選択率】1:0.9% 2:2.6% 3:79.9% 4:9.1% 5:7.5% ソーシャルワークで活用されるインフォーマルな社会資源の特徴に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい.1 制度化されたサービスである.2 利用者は,一定の手続と受給要件を満たす者に限られる.3 利用者との私的な人間関係を通して,援助が提供される.4 フォーマルな社会資源と比べ,提供されるサービスの継続性や安定性は高い.5 フォーマルな社会資源と比べ,利用者の個別的な状況に対する融通性は乏しい. フォーマルな社会資源とインフォーマルな社会資源に関して,その違いと内容を理解している必要がある.基本的な問題なので確実に得点したい.(RB p. 694)1× 制度化されたサービスはフォーマルな社会資源を指している.制度化されていない2× 手続きや要件が必要になるのは,社会的に用意されているフォーマルな社会資源である.解説1のとおり,インフォーマルな社会資源は私的な関係性に基づくため,手続きや要件などは必要とされない.3○ その担い手は,家族,親族,友人,近隣住民などを想定している.4× 継続性や安定性は,制度や要件が規定されているフォーマルな社会資源の方がイン5× フォーマルな社会資源に比べ,インフォーマルな社会資源の方が時間や場所などの条件を選ばず,利用者のニーズや状況に柔軟に対応でき,融通性が高いといえる.  社会資源の開発に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい.1 ケースアドボカシーとは,クライエントと同じ状況に置かれている人たちの権利2 小地域開発とは,社会福祉の制度やサービスの創設・改善・維持を目指す活動で3 ソーシャルアクションとは,地域の問題について,専門家を入れずに住民がグルー4 コーズアドボカシーとは,一人のクライエントの利益と安定した生活をまもるた5 社会計画とは,公的な機関や専門職が地域の問題について情報を収集・分析し, ロスマン,J.によって分類された小地域開発モデル,社会計画モデル,ソーシャルアクションモデルと,アドボカシーの基本的な知識を問われている.特に,アドボカシーについては頻出であることから,違いを確実におさえておくこと.(RB p. 221,661)1× コーズ(クラス)アドボカシーについての説明である.ケースアドボカシーとは,私的な関係性のなかで存在するものを,インフォーマルな社会資源と呼ぶ.フォーマルな社会資源と比べて高いといえる.を守るために,新しい資源を開発しようとすることである.ある.プでの取組を通して問題解決を図れるようにするものである.めの働きである.合理的な取り組み方を決めて実施することである.個人または家族の権利を擁護するために行われる.444解法の要点解法の要点解 説解 説解法の要点解法の要点解 説解 説30-111□□□29-112□□□

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