QBSH2022
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定された「地域包括ケアシステム」の定義に関する記述である.3,558万人である. 女性が74.79年である. 23.1%であり,男女共に半数を超えていない.帯のうち,公的年金・恩給が家計のすべてとなっている世帯は52.2%である. 正 解 3【正答率】76.9%【選択率】1:2.0% 2:7.8% 3:76.9% 4:5.0% 5:8.4%4× 『地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律』第2条第1項に規5× 『国民年金法』第1条に規定された「国民年金制度の目的」に関する記述である. 33-23 「令和元年版 高齢社会白書」の第1章からの出題であり,該当する箇所を必ず確認しておくこと.また,第34回国試に向けては,2020(令2)年7月に公表された「令和2年版 高齢社会白書」を確認するとよい.1× 2018(平30)年10月1日時点で,15歳未満人口は1,542万人,65歳以上人口は2× 日常生活に制限のない期間(健康寿命)は,2016(平28)年時点で,男性が72.14年,3○ 2015(平27)年の日本の高齢化率は26.6%であり,先進諸国の中で最も高い.日本に次いで高いのは,ドイツ(21.1%),スウェーデン(19.6%),フランス(18.9%),イギリス(18.1%),アメリカ合衆国(14.6%)の順となっている.4× 2018(平30)年の70歳代前半(70〜74歳)の就業率は,男性が38.1%,女性が5× 2016(平28)年の1年間の所得について,公的年金・恩給を受給している高齢者世33-24 この報告書を読んで試験に臨んだ受験者はどれくらいいたのか?まずは,該当する箇所を本報告書で実際に確認すること.報告書によると,教育と技術,気候変動を中心に,新世代型の格差が広がっており,この2つの大転換を野放しにすれば,社会には産業革命以来,見られたことのない「新たな大分岐」が引き起こされるとのことである.あわせて世界の動きをニュースなどでも確認しておきたい.1× 2030年までに極度の貧困を全世界で根絶するという,持続可能な開発目標(SDGs)が定めるターゲットを達成できる目途は立っていない.最も極端な貧困状態にある人々を含む最弱者層の一部は,前進するための恩恵を受けられていないためである.2○ 2005年から2015年にかけての平均寿命の延びは,人間開発低位グループが人間開発最高位グループの3倍近くに達している.これは主として,開発途上国で子どもの死亡率が低下したことによる.3× 健康の格差も世代間で継承されうる.低所得家庭に生まれた子どもは,健康状態が悪く,学歴も低い傾向が強くなる.学歴が低い者は,他者と同じだけの所得を得られる可能性も低くなる一方で,健康状態が悪い子どもは,学校を休みがちになる.そして子どもが大人になって,同じような社会経済的地位の人間をパートナーとすれば,格差は世代を越えて続きかねない.4× 格差を包括的に評価するためには,所得と資産を考慮せねばならないが,健康や教 解法の要点解法の要点解 説解 説解法の要点解法の要点解 説解 説666正 解 1【正答率】89.1%【選択率】1:89.1% 2:3.5% 3:1.7% 4:4.6% 5:1.2%

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