1回目2回目3回目34-95必必1621問31311章 ソーシャルワークの基盤と専門職社会問題に対応するため,社会全体へ働きかける例)制度創設や改善,地域組織化など家族ほど親密ではないが,有意義な対人関係があるレベルで,利用者に直接影響するシステムの変容を目指す介入例)グループ,学校,職場,近隣など直接援助の対象へ介入例)個人,家族など11章正 解 4〔事 例〕 ソーシャルワークにおいて,ミクロは個人レベル,マクロは国家や地域社会レベル,メゾはミクロとマクロの中間であり,グループや組織レベルと把握しておくとよいだろう.1× 民生委員児童委員協議会に,身寄りのない患者が増加している問題を訴えることは,2× Q市と福祉事務所との総合的な連携のあり方について協議することは,ミクロレベ3× 身寄りのない患者との詳細なアセスメント面接を行うことは,ミクロレベルの介入4○ 病院内に対策検討委員会を設置することを提案するのは,メゾレベルの介入である.5× 退院の際,個別に日常生活自立支援事業の活用を提案することは,個人への介入で【正答率】76.3%【選択率】1:3.4% 2:11.3% 3:5.3% 4:76.3% 5:3.8%▼ソーシャルワーク実践のレベル 事例を読んで,Y病院のC医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が行う介入レベルごとのソーシャルワーク実践として,最も適切なものを1つ選びなさい. Q政令指定都市の拠点病院であるY病院には,患者サポートセンターがあり,そこには複数の社会福祉士が配置されている.患者サポートセンターでは,ここ数年,身寄りのない患者の退院支援に取り組んできたが,その数は増加傾向にある.そこでC医療ソーシャルワーカーは,増加傾向にあるこうした患者に対する総合的かつ包括的な援助活動や,支援体制の構築に向けた活動を行うこととした.1 ミクロレベルの介入として,民生委員児童委員協議会に,身寄りのない患者が増加している問題を訴える.2 ミクロレベルの介入として,Q市と福祉事務所との総合的な連携の在り方について協議する.3 メゾレベルの介入として,身寄りのない患者との詳細なアセスメント面接を行う.4 メゾレベルの介入として,病院内に対策検討委員会を設置することを提案する.5 メゾレベルの介入として,退院の際,個別に日常生活自立支援事業の活用を提案する.個人を対象とするミクロレベルではなく,メゾレベルの介入である.ルではなく,マクロレベルの介入である.である.ありミクロレベルである. マクロレベルメゾレベルミクロレベル解法の要点解法の要点レビューブックレビューブックミクロ・メゾ・マクロレベル (RB p.512) 解 説解 説基本事項基本事項
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