RBSH2020-1
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555□① 2014(平26)年度の診療報酬改定により,在宅医療を行う上で,緊急時における後方病床の確保が重要であることから,在宅療養後方支援病院が新設された.▼主な施設基準・許可病床200床以上の病院であること.・入院希望患者について緊急時いつでも対応し,必要があれば入院を受け入れること.➡入院希望患者とは,緊急時に入院を希望する病院としてあらかじめ当該病院に届け出ている患者である.・入院希望患者に対して在宅医療を提供している医療機関と連携し,3ヵ月に1回以上,診療情報の交換をしていること.□① 2014(平26)年度の診療報酬改定により,従来の亜急性期入院病棟が廃止され,地域包括ケア病棟が新設された.□② 地域包括ケア病棟の役割は,❶急性期からの患者の受け入れ,❷患者の在宅・生活復帰支援,❸緊急時の介護施設等,自宅・在宅医療からの患者の受け入れである.▼主な施設基準と人員配置・在宅復帰率が7割以上であること.・在宅復帰支援担当者が適切に配置されていること.・疾患別リハビリテーションまたはがん患者リハビリテーションを届け出ていること.・特定機能病院以外の病院であること.30-71-3□③ 2016(平28)年度の診療報酬改定により,地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む)の包括範囲から,手術,麻酔に係る費用を除外した.➡500床以上の病床または集中治療室等を持つ保険医療機関において,地域包括ケア病棟入院料の届出病棟数を1病棟までとした.在宅療養後方支援病院地域包括ケア病棟

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