RBSH2022
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↑↓↑↑↓.●体性感覚●体性感覚や 視覚,聴覚の 統合●運動●精神活動●運動性●聴理解, 視覚性認知●視覚筋弛緩18どうこうさんだいぼうこうしかん25-3-2 29-8 31-2-3 32-1-1                      〈交感神経優位の状態〉〈副交感神経優位の状態〉瞳孔散大筋収縮消化液分泌減少唾液↓血圧瞳孔縮小心拍数消化液分泌増加消化管運動抑制気道拡張消化管運動促進尿生成抑制,膀胱弛緩(蓄尿)尿生成促進,膀胱収縮(排尿)前頭葉頭頂葉痛っこの積み木を置けば完成だ言語(発話)中心溝できた!側頭葉 等●聴覚後頭葉きれいなチューリップね唾液血圧心拍数気道収縮医療情報科学研究所 編:病気がみえるvol.7 脳・神経.第2版,メディックメディア,2017,p.22より改変□⑥ 交感神経は身体を活動的にする方向に作用し,副交感神経は身体を休める方向に作用する.▼自律神経の作用と身体の変化 〔大脳〕□① 左右の大脳半球からなり,大脳半球は前頭葉,頭頂葉,側頭葉,後頭葉からなる.□② 大脳皮質には,運動野,感覚野(視覚野,聴覚野等),言語野,連合野等の部位ごとの機能局在がある.▼大脳の4つの領域 31-2-127-5-22022▼失語の分類運動性失語(ブローカ失語)運動言語中枢(ブローカ野)の障害により発語が流暢でなくなるが,言語理解はできる.25-6-3感覚言語中枢(ウェルニッケ野)の障害により言語理解ができなくなる.発語は流暢であるが,内容はでたらめになる.25-6-2運動言語中枢と感覚言語中枢の障害により言語理解,発語がともにできなくなる.25-6-1物品の名前が思い出せなくなり,回りくどい言い方が多くなる.25-6-5物品の名前が出てこなくなり,復唱もできなくなる.言語理解はできる.感覚性失語(ウェルニッケ失語)全失語健忘性失語伝導性失語□③ 大脳(p.18参照)の言語中枢は,利き手によらず左大脳半球にあることが多い.□① 失行とは,運動機能に問題がないにもかかわらず,意図した行為を正しくできない状態のことである.運動失行,観念失行,着衣失行などがある.➡失行はリハビリテーションの対象である□② 観念失行とは,個々の動作はできるが,それらを一連の流れとして行うことができず目的にかなった行動ができないことをいう.➡例)お茶を入れる際に,急須の蓋を閉めたままでポットからお湯を注いでしまう.□③ 観念失行は,優位半球の頭頂葉(p.18参照)の病変で出現する.□④ 着衣失行とは,自分のボディー・イメージが障害されてしまうために,運動麻痺がなくてもうまく服を着ることができないことをいう.➡例)ズボンに腕を通したり,シャツを履こうとしたりする.□⑤ 着衣失行は右半球の頭頂葉の病変で出現する.□① 半側空間無視は,失認*の一種で,脳の一方が障害されることで,障害された側の反対側の空間を認識できない状態をいう.ごちそうさま認識できない63失行半側空間無視1章 人体の構造と機能及び疾病1章*失認:対象の存在を知覚することはできるが,ある特定の感覚に関してはその対象が何であるかを認識できない症状のこと.

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