RBSH2022
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□① 地域共生社会とは,社会構造の変化や人々の暮らしの変化を踏まえ,制度・分野ごとの縦割りや支え手・受け手という関係を超えて,地域住民や地域の多様な主体が参画し,人と人,人と資源が世代や分野を超えつながることで,住民一人ひとりの暮らしと生きがい,地域をともに創っていく社会を目指すものである(厚生労働省「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部「『地域共生社会』の実現に向けて〔当面の改革工程〕」平成29年2月7日).□② 「ニッポン一億総活躍プラン」(p.292参照)などに基づき,地域共生社会の実現に向けて政策の具体化を進めている.□③ 地域共生社会の実現に向けて,❶複合化・複雑化した課題を受け止める多機関の協働による包括的な相談支援体制や,❷地域住民等が主体的に地域課題を把握して解決を試みる体制の構築を進めていくことが求められており,それらの体制の構築を推進していくに当たっては,社会福祉士(p.614参照)がソーシャルワークの機能を発揮することが期待されている(社会保障審議会福祉部会・福祉人材確保専門委員会「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について」平成30年3月27日).222地域共生社会

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