RB社福
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113ヴェーバー, M. (Weber, M.)(p.129参照)理解社会学社会的行為の4類型支配の3類型29-19-129-19-2, 334-19-427-16-228-1532-15-1〜3・人間の行為を,行為者にとっての主観的意味(意図や動機など)から理解しようとする社会学のこと.31-20-3・行為者が主観的意味をもたせている振る舞いを行為と定義し,主観的意味をもたない振る舞いも含む行動と区別した. なお,他者との関わりを踏まえてなされる行為を社会的行為と呼ぶ.❶感情的行為:行為対象に対して直接の感情や気分によって行われる振る舞いのこと.❷伝統的行為:慣習や伝統に従って行われること.❸ 目的合理的行為:ある目標達成のために行われること.❹ 価値合理的行為:行為の結果ではなく,その行為自体に価値があって行われること.この4つの行為のうち,❸と❹を理解社会学の対象として重視した.方法論的個人主義社会を構成する要素である個人の行為から,社会の構造や変動を説明しようとした.❶ カリスマ的支配:日常的・伝統的な支配を打破し,支配者本人のリーダーシップ,資質や特質・魅力に帰依した支配のこと.34-21-5 35-15-1❷ 伝統的支配:伝統的な秩序や慣習に基づいた支配のこと(長老制,家父長制,スルタン制等).35-15-2❸ 合法的支配:正当な手続により制定された法や規則に基づいた支配のこと(近代官僚制〔p.129参照〕等). ➡ 誰であっても,正しい手続きに基づいて定められた法規の許す範囲内で行動しなければならない. ➡ 合理的支配における法は,合理性によって導き出され,形式的に正しい手続き規則に従って定められる.35-15-3, 4

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