〔子どもの権利に関する変遷〕1909(明42)1924(大13)1951(昭26)1959(昭34)1979(昭54)1989(平元)1994(平6)2014(平26)2016(平28)2022(令4)1947(昭22)▼子どもの権利に関する変遷1900(明33)618スウェーデンの社会思想家ケイ, E. は,20世紀を「児童の世紀」と名付け,子どもが幸せに育つことのできる社会を築くべきであると主張した.32-137-4大統領ルーズベルト, T. が第1回ホワイトハウス会議(児童福祉白亜館会議)を開催した.「児童は緊急やむを得ない理由がない限り,家庭生活から引き離されてはならない」との声明が出された.32-137-3「児童の権利に関するジュネーブ宣言」が国際連盟で採択された.➡世界で最初の児童に関する権利宣言であり,児童に対して特別な保護を与えることの必要性について述べた.『児童福祉法』が日本で制定された.『児童福祉法』の基本理念を徹底するため,「児童憲章」が日本で制定された.➡『日本国憲法』の精神に従い,児童に対する正しい観念を確立し,全ての児童の幸福を図るために定められた.30-138-5「児童の権利に関する宣言」(児童権利宣言)が国連総会で採択された.➡児童が幸福な生活を送り,かつ,自己と社会の福利のための権利と自由について明文化された.30-138-4国際児童年として,国連総会が定めた.➡「児童権利宣言」から20年が経過し,改めて世界の子どもの問題を考え,その解決のために各国,各国民すべてが取り組んでいくために定められた.「児童の権利に関する条約」が国連総会で採択された.29-138-1国際家族年として,国連総会が定めた.➡家族の役割や機能等の理解や認識を深め,家族の福利を支援する施策を促進することを目的に定められた.「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」(ハーグ条約)(1980年採択)を日本が批准した.➡国境を越えた子どもの不法な連れ去りや留置をめぐる紛争に対応するために定められた.『児童福祉法』の改正により,児童が権利の主体であること等が明確化された.『こども基本法』が制定され,「こども」の権利が包括的に定められた.
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