QBケアマネ2020_web立ち読み
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21-1●高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況解法の要点解 説1回目2回目3回目 高齢者の割合,被保険者の割合,要支援・要介護認定を受けている者の割合,高齢者世帯の動向などを確認しておくこと.1 ○要支援・要介護の認定を受けた人の割合は,65〜69歳では約2.9%であるが,年齢とともに高まり,80〜84歳では約28.0%,85歳以上では約59.6%が認定を受けている.2 ○2017(平29)年10月現在では,要支援・要介護認定を受けてい3 ○団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となる2025年には,75歳以上が全人口の17.8%となり,2060年には25.7%になると推計されている.なお,総務省「人口推計」によると,2017(平29)年10月1日現在,75歳以上の人口は1,748万2千人で,全人口の13.8%を占めている.(1巻p22)4 ×要支援・要介護者のいる世帯のうち,要支援者のいる割合は5 ×「国民生活基礎調査(平成28年)」によれば,高齢者世帯の子る65歳以上の高齢者は約636万人である.「単独世帯」が高い.との同居率は年々低下の傾向にある.➡p4QUESTION BANK ケアマネ2020基本事項正解 1,2,3 要介護者等を取り巻く状況について正しいものはどれか.3つ選べ.1国民健康保険中央会発表(平成29年10月分)のデータによると,85歳以上の者の2人に1人以上が要支援・要介護認定を受けている.2国民健康保険中央会発表(平成29年10月分)の要支援・要介護認定を受けた高齢者数は高齢者人口の約18.0%である.3国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口(平成29年推計)」によると,今後,後期高齢者の増加が著しいと見込まれている.4国民生活基礎調査(平成28年)によると,要支援者のいる世5近年の人口の都市集中化現象により,子との同居率は高まって(改 題)帯は三世代世帯が最も多い.いる.15-11-1-1●人口構造等の将来予測と課題1-1高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況

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