QBケアマネ2021
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き気ご 誤しっはい肺疾が必要となることが多い.それぞれの症状や特徴を理解しておく(基本事項・補足事項).1 ×ウイルス感染では,抗菌薬は効果がないため使用しない.(3巻p.156)2 ○誤嚥性肺炎は,食べ物や唾液等の分泌物の誤嚥を繰り返すことで細菌が肺に入り引き起こされる感染症である(基本事項).3 ○気管支の炎症や肺気腫によりガス交換能力が低下するため,気管支拡張薬*1や吸入ステロイド薬*2等の呼吸をしやすくするための薬を使用する(基本事項).(3巻p.154〜155)*1気管支を拡張する作用によって呼吸困難を改善する薬剤.気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患,急性気管支炎等に用いられる.*2気道の炎症を抑える効果が高い薬剤.慢性炎症性疾患である気管支喘息等に用いられる.1回目2回目3回目えん嚥かん患4 ○(p.55参照)(3巻p.154)5 ×喫煙により呼吸器症状が悪化するため,禁煙は必須である.•出題者の視点に立ち,どのような意図で出題されているかを示します.•何が問われているのか,何を意識して学習すればよいのかを示します.解法の要点はどう道えん炎はい肺えん炎じょうや上(3巻p.154)せい性へい閉そく塞まんは高齢者に多い炎症である.また,慢せいせい性性(COPD)は,日常生活に大きな影響を与えるため,患者は介護正解 2,3,42722-4●高齢者に多い疾病20-29解法の要点解 説 呼吸器疾患について,より適切なものはどれか.3つ選べ.1 急性上気道炎では,ウイルス感染が疑われる場合であっても,2 誤嚥性肺炎は,口腔咽頭分泌物などを繰り返し誤嚥することに3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では,気管支拡張薬や吸入ステロ4 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,介護保険法の特定疾病に指定5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では,発症すると症状は改善しな肺炎予防のために抗菌薬を使用する.より発症する.イド薬が使用される.されている.いため,禁煙する必要はない.

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