QBケアマネ2021
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21-1●高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況解法の要点解 説1回目2回目3回目 高齢者の割合,被保険者の割合,要支援・要介護認定を受けている者の割合,高齢者世帯の動向等を確認しておくこと.1 ○要支援・要介護の認定を受けた人の割合は,65〜69歳では約2.9%であるが,年齢とともに高まり,80〜84歳では約27.4%,85歳以上では約59.1%が認定を受けている.2 ○2019(令元)年12月現在では,要支援・要介護認定を受けてい3 ○総務省「人口推計」によると,2019(令元)年12月1日現在,75歳以上の人口は1,854万1千人で,全人口の14.7%を占めているが(1巻p.22),団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となる2025(令7)年には17.8%となり,2060(令42)年には25.7%になると推計されている.4 ×要支援・要介護者のいる世帯のうち,要支援者のいる世帯は5 ×「国民生活基礎調査(令和元年)」によれば,高齢者の子との同る65歳以上の高齢者は約664万人である.「単独世帯」が多い.居率は年々低下の傾向にある(基本事項).正解 1,2,3 要介護者等を取り巻く状況について正しいものはどれか.3つ選べ.1国民健康保険中央会発表(令和元年12月分)のデータによると,85歳以上の者の2人に1人以上が要支援・要介護認定を受けている.2国民健康保険中央会発表(令和元年12月分)の要支援・要介3国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口(平成29年推計)」によると,今後,後期高齢者の増加が著しいと見込まれている.4国民生活基礎調査(令和元年)によると,要支援者のいる世帯5近年の人口の都市集中化現象により,子との同居率は高まって(改 題)護認定を受けた高齢者数は高齢者人口の約18.5%である.は三世代世帯が最も多い.いる.1-1-1●人口構造等の将来予測と課題15-1高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況1-1

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