合格者の勉強法2018
受験生なら誰もが気になる「どう勉強すれば合格できる??」
実際に,第30回国試に見事一発合格された先輩にその勉強法を聞いてみました!
武蔵野大学 H.T.さん
春~夏休み前 (平均勉強時間…0時間)
新しい職場への異動と,国試受験資格のための通信制大学への編入学が重なり,多忙な日々を過ごしました.
週末はスクーリングやレポート作成に費やしました.
夏休み (平均勉強時間…0.5時間)
職場に慣れた頃.大学の単位取得に向けたスクーリングがあり,スキマ時間はレポート作成など費やしました.
平日夜は子どもの育児に追われ,仕事の昼休みの1時間だけが自由な時間だったので,ようやく書店にて国試の参考書を選び始めました.
9月 (平均勉強時間…0.5時間)
職場の昼休みには,食事を短時間で済ませ,30分程度の試験勉強を開始しました.
『QB』で問題を解いてから,解答確認で初めて『RB』を読み,周辺知識を確認しました.
10月 (平均勉強時間…1時間)
仕事も育児も手が抜けないので,とにかく時間がないことに焦りを感じていました.
昼休みの30分勉強に加え,週末早朝の2,3時間を使い,家族が起床する前にファミレスへ行き,勉強するようにしました.
11月 (平均勉強時間…1時間)
10月と同様の生活を送りました.『QB』で解けなかった問題,迷った知識を自分なりの解釈で『RB』にどんどん書き込みました.
12月 (平均勉強時間…2時間)
『QB』の2周目が終了.『RB』には,自分なりの解釈と人名,年号,支援アプローチ名などのゴロ合わせを作り,書き込みました.
月末に初めて150問を通しで解いてみました.
1月 (平均勉強時間…4時間)
職場と家族の了解をもらい,勉強時間を増やすことができました.
仕事や育児以外のあらゆる時間を勉強に費やし,模試問題150問を通しで4回解き,国試本番を想定した時間を過ごしました.
合格の秘訣は?
とにかく時間が確保できなかったので,限られた時間を大切に集中するようにしました.幸い福祉系の仕事をしており,仕事中もこれまで以上に法律を意識したため,得意科目ができました.将来の目標を夢見て,目の前の教材を信頼しました.
最後は,合格への執念だと思います.当日は試験会場へ行けば,それまでの努力を確認するだけです.当日の朝までには合否は決まっているものだと思います.
H.T.さん,ありがとうございました!
立教大学 H.R.さん
春~夏休み前 (平均勉強時間0.5時間)
早めに『RB』を1周したかったので,浅く知識を入れていきました.就活中のため国試モードではなく,まだ周りの人もほとんど何もやっていませんでした.
夏休み (平均勉強時間5時間)
卒論が思うように進まず,国試対策へ逃げていました.
しっかり『RB』を読み込んだ単元は,過去問も正答できると分かり,単元ごとに『RB』を読み込む→『QB』を解くというサイクルで勉強しました.
9月 (平均勉強時間5時間)
就活を継続している中,夏休みとほとんど変わらぬスタイルで『RB』1周終了を目指しました.
学校で行われた対策講座で友達と会い,がんばろうと思いました.
10月 (平均勉強時間5時間)
卒論を進めつつ,下旬の模試までに1周終わらせるのが目標でした.『RB』を毎日欠かさず持ち歩くようになり,10月末までになんとか1周目を終了しました.
11月 (平均勉強時間0.5時間)
一気に卒論モードへ.通学の電車でやるくらいで,とにかく勉強する時間がありませんでした….
2周目は思うように進みませんでしたが,焦らず,卒論後に頑張ろうと自分に言い聞かせていました.
12月 (平均勉強時間7時間)
卒論提出後は,毎日のように図書館に通い,遅くまで『RB』と向き合いました.12月中に2周目を終了させようと日々取り組みました.
第27~29回の過去問を時間通りに解いたのは12月です.当日のつもりで毎週1年分ずつ進めました.『QB』の解説も熟読しました.
1月 (平均勉強時間10時間)
三が日は何もしませんでしたが,4日からは切りかえて,1日最低9時間,多いときは13時間ほど勉強.『RB』をボロボロになるまで繰り返し開き,読み,わからないところは調べ,覚えられないところはふせんを貼り,とにかく必死でした.1日1題は問題を解くようにしていました.
合格の秘訣は?
常に,「1回で合格する!」という強いキモチを持つ続けること,そして信じた参考書1冊をずっとやり続けることだと思います.当初,他の参考書も考えましたが,とても分かりやすく,見やすい『RB』を知り,『RB』だけを信じ,他の本は購入せずにここまで来ました.
繰り返し,大事な部分を覚え,ときどき『QB』でアウトプットする,そして『RB』に立ちかえる,それだけでした.
4年制大学 H.Y.さん
春~夏休み前 (平均勉強時間1-2時間)
公務員を目指していたため,この時期は公務員試験と卒業論文をこなすのに精一杯でした.専門職を受けるため,社会福祉の分野の出題があり,公務員試験の勉強と並行して『RB』などを読んでいました.
夏休み (平均勉強時間05.-1 時間)
12日間の実習があり,実習日誌などに追われる日々で,なかなか国試の勉強ができませんでした.しかし,アプリや『RB』などを使い,空いている時間を見つけて1日最低30分は勉強しようと決めて進めていました.
9月 (平均勉強時間1-2時間)
卒業論文のための準備や就職活動の二次試験で忙しい毎日でしたが,卒業論文と並行しながら『QB』などを使って問題に少しずつ取り組むようにしていました.集中できないときは,息抜きをしながら無理せず続けられるようにしました.
10月 (平均勉強時間2-3 時間)
上旬に受けた模試が合格点に届かず,とても焦りました.解けなかった問題や苦手な分野を知り,模試の復習や苦手な分野を中心に勉強をするようにしていきました.
11月 (平均勉強時間3-4 時間)
卒業論文も佳境を迎え,国試よりも卒業論文に力を入れていました.その中でも模試の復習や試験に出た問題と関連したところを『RB』で確認し,苦手なところや覚えにくいところをノートにまとめて理解を深めるよう工夫しました.
12月 (平均勉強時間6-7時間)
12月上旬に卒業論文を提出し,本格的に国試対策に力を入れました.『QB』や『RB』を使い,過去問を解き,間違った問題を復習しました.また,分かりやすく紙に書いて覚えられるように工夫しました.
1月 (平均勉強時間8時間)
1月に入り,「あと少しだ!」と焦りながらも,毎日継続的に勉強しました.国試2週間前くらいから夜12時までに寝て,朝6時に起きる習慣をつけるようにし,当日を意識した生活に切り換えました.模試や過去問を解く際にも,試験通りの時間で解くことで時間配分にも気をつけました.
何度も問題を解くことで自信をつけ,苦手をつぶしながら当日に向けて準備をしていきました.
合格の秘訣は?
模擬試験や過去問をたくさん解き,それをやりっぱなしにせず丁寧に復習することで知識をつけることができ,合格につながったのかなと思います.
また,『RB』で確認し,その問題だけでなく関連したことも覚えることができ,自分に合った参考書に出会えてよかったなと思いました.