Sさんの場合
社会人になってから勉強
2回目の受験で合格
1回目→社会人8年目
2回目→社会人9年目
■社会人受験で大変なこと
大学では特別支援学校教師を志していたのですが、支援学校高等部の保護者と関わったことをきっかけに福祉の世界に足を踏み入れました。
新卒で障害者支援施設に入職し、生活支援員として勤め、福祉の世界に魅せられ、そのまま10年働きました。
8年目を迎えた年に、職場の先輩が社会福祉士を取得したのをみて(ちょうどコロナ禍でおうち時間が増えたことも重なり)、これからも福祉の世界で働きたいので、資格を取っておこう!と一念発起しました。
社会人受験をして苦労したことは、以下の2つです。
覚悟:意識しない限り時間が作れない
孤独:周りに同じ試験に挑む仲間がいない
■1回目の受験
初受験時代の過ごし方
試験後の自己採点では90点程度。合格発表までハラハラして過ごす。
〔反省点〕
・試験慣れしていない分、雰囲気に飲まれ緊張する。寒さ対策不足。
・試験をゆっくり解いてしまい、問題文の読み解きに時間がかかってしまった。
・6割で合格するのだからと、6割を目指して勉強していた。
■2回目の受験
不合格時代の過ごし方
何が何でも合格する!合格基準が7割?!と騒がれていたので、8割を目指して取り組みました。私は福祉の道を究めるのだ!のマインドで勉強しました。
→「解法の要点」を参照し、まとめノートを作るなど、整理と暗記も怠らず。
試験へ向けた経験値を高めるため、模試は3箇所で受験。各章ごとに必要な時間も計測し、常に試験当日を意識。
模試の復習も、解説を読解しながら全問行う。(~1月までかけて丁寧に。)
→引っかかった問題はスクリーンショットを残し、時間があるとき『QB社福』の解説を読む。
試験後の自己採点では130点程度。自分を褒める。
〔良かった点〕
・毎日勉強することにこだわった。
→継続は力なり。自分に自信をもつという意味でも大事な時間であった。
・SNSを活用した交流
→孤独解消。社会人勉強にはおすすめ。
→加えてYouTubeなどでは、勉強動画等のコンテンツもあり、一緒に勉強することが可能。
・時間を意識した対策
・模試を受けて試験の感覚を掴む
■受験生へのメッセージ
過ぎた時間を悔やむ暇はありません。
「今の自分がこれから先の人生の中で一番若いのだから、今やらずしていつやるのか」と発奮しました。
社福国試第36回は、カリキュラム変更前最後の年。現状の受験勉強ではラストチャンスです。
「やる気は出るのを待つのではなく、決まったことをやっているうちに勝手に出てくるもの」という言葉でこの体験記を締めたいと思います。
泣くも笑うも自分次第です。
合格を掴み取り、笑顔で3月を迎えられることを願っております。