大学卒業前に国試合格の
Nさんの場合
現在、自治体で生活保護のケースワーカーをされているNさん。福祉系学部のある大学に進学して、社会福祉士を目指して勉強。合格率30%の難関試験である社会福祉士の国家試験に一発合格!その勉強法を伺いました。
■社会福祉士をめざして福祉系学部のある大学へ進学
高校生のとき体験した病院のボランティアで社会福祉士を目指すことを決め、大学は福祉系学部に入学しました。
大学で社会福祉士の資格を得られる単位を取得し、大学4年の春には公務員試験を受験して合格。本格的に国試対策を始めたのは大学4年の秋でしたが、このときまでにある程度、公務員試験対策として社会福祉士の勉強を積み重ねていたので、国家試験にとても役立ちました。
■勉強仲間と週3日予想問題を出し合う
公務員試験を受ける頃から一緒に勉強していた友人が5~6人いて、週3日ほど図書館に集まって勉強しました。各自、家で作った予想問題を持ち寄って、それをみんなで解きました。自分で予想問題をつくるとポイントを理解することができましたし、友人が作成した問題をたくさん解くことができたので、力がついたと思います。
参考書は、『社会福祉士国家試験のためのレビューブック』(以下、RB)1冊に絞って、『RB』に書いてあることで分からないことを調べた内容や、『RB』に書かれていない情報は付箋を付けて情報を集約し、辞書のように使いました。
マーカーは、自分で大切だと思ったところをピンク、
模試で出題されていたところを黄色
で塗分けするのがマイルールでした。
過去問対策には『RB』の姉妹本である『クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説』を使っていました。『RB』の参照ページが書いてあるので、すぐに開きたいページを探すことができて便利でした。ほかに、模試の問題も解きました。
■国家試験当日は早朝に会場近くへ
試験当日は、朝早くに会場近くまで行き、ファストフード店に入って最後の見直しをしました。
『RB』の付箋やマーカーを読み返したり、間違えやすい部分を書き出したメモに目を通していました。
■国家試験に合格することが自信につながる
社会人になると、仕事をしながら勉強することになるので、その時間をつくるのが大変です。私の場合は、大学の授業でも社会福祉士の勉強をして、それ以外でもこうして友人と試験勉強ができ、学生のうちに資格を取得できたのはよかったです。
社会福祉士の国家試験は、勉強すれば勉強した分だけ結果がついてくる試験だと思います。一生懸命勉強すること自体が自分の自信にもなると思います。分野も幅広く大変だと思いますが、ぜひ自分の力を信じて頑張ってほしいです!応援しています!
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