不合格体験記2015

あれこれ手を出さず,自分の決めた1 冊をやりきることが合格への近道です.


(福祉系大学4年 T.K.さん)

計画的に学習できていなかったことが一番の敗因です.『QB』をあと2,3 周解いておけばよかったと後悔しています.実習や学校での生活に追われつつも,「毎日15 分」などと決めておくだけでも勉強のペースをつかめていたはずです.そんな自分の勉強法のペースもつかめていない状況で,様々な資料,参考書,模擬問題集に手を出してしまい...今さらながら,自分の決めた1 冊に集中して知識を積み重ねるべきだったと思います.私の場合は『QB』で問題を解き,『RB』で確認の繰り返しが一番やりやすかったです.

また,試験直前の1 月に解いた模擬問題集での点数がとてもよかったことがマイナスに働いてしまったようです.「大丈夫だわ!」とすっかり安心し,油断してしまいました…

実際に試験を受け,1 冊に絞りそれを繰り返すことが合格へと近づくことを改めて認識させられました.遅いながらも,『QB』⇔『RB』という自分の勉強法をつかめたので,余裕をもって勉強開始です.

来年は必ず合格します!もう後悔はしたくありません!!

とにかく始めるのが遅く,試験前からあきらめモードになってしまった...


(福祉系大学 4年 T.M.さん)

学校のゼミで勉強会を始めるのは10 月からとのことで,「10 月スタートというのはだいぶ遅いなー」と思いながらも就活に集中し,それまでは国試対策を一切していませんでした.結局,勉強が間に合わない部分が多く,焦り・不安という悪循環に陥ったと思います.ゼミで10 月から始めるとはいえ,個人的に少しでも早くから手をつけておけば,『RB』や『QB』に取り組む回数が増え,それが自信や安心につながり,本番でも緊張を和らげることができたのにと後悔しています.

特に,苦手科目はなかなか始めることができず,始めたはいいが,なかなか進まず時間がかかり...苦手科目は早いうちから克服しておくべきでした.

また,勉強会メンバーの1 人が「絶対受からない...あきらめたー」と直前に言い出しましたっ!私も不安いっぱいだったので,そのあきらめモードに引きずられてしまったところもあります.グループで勉強をすると心強いし,支え合えたり,新たな知識を吸収できたり,プラスの部分が大きいのですが,私の場合はその連帯感がマイナスの方向に作用してしまったようです.こういう時に「人は人.自分は自分.」と割り切れる強さをもった人がグループ学習には向いているのだと感じました.

今年は,余裕をもって勉強を始め,苦手科目も早いうちに克服し,来年は絶対合格します!!